よし!今日も仕事調子いいで~!
バンバン終わらせていくで~!
他のやつら仕事おっそ
おっ!仕事早いなプルおくんは
ええで、ええで~
後輩「すいませんプルおさん、こっち手伝ってもらってもいいですか?」
(この後輩のこと助けても、時間奪われてなんもメリットないな…)
あーわりぃ、今忙しいんだ!
上司「プルおくん、ちょっとこれやってもらっていいかな?」
(上司にはアピールしとかないとな…)
はい喜んで!
時はたち…
会社から通達があり、後輩の係長への昇進が決まった。
な…なんでや
アイツより俺のほうが仕事できてたやん
ましてや後輩だぞ…
こんな方々いるんじゃないですか?
どうみても自分のほうが仕事できるのに、出世できない、出世コースから外れた?
意味がさっぱりわからん!て方々
原因コレ
自分の利益を優先させているから
いやでも自分に利益ないことしても意味なくね?
もし助けた時はなにか見返りがないと
て、思いますよね?
違うんだな、その考えだから出世コース外れたんだよ
仕事できれば、年功序列で出世できると思ってた、あと何がたりないの⁉
そんなあなたに
解決策見つかりました!
GIVE&TAKE 「与える人こそ」成功する時代 著アダム・グラント
この本を読むことによって
- なんで自分の利益だけを求めるのが悪いのか
- 出世コースから外れた原因
- 見返りを求めず与えることで成功するワケ
を知ることができるでしょう。
よっしゃ、与えるだけで逆に損すると今は思うが、
出世コースに乗るために、のぞきに行こかー
わしももっと出世したいから、連れてって~な
他人の人生に"ちょっといいこと"を起こすことに、注意とエネルギーを集中してみてほしい。
そうすれば、成功はおのずとついてくる。
著者 アダム・グラント
出世コースから外れた原因 あなたは「テイカー」だから
人間には3つのタイプがいて
- 「ギバー」 人に惜しみなく与える人
- 「テイカー」 真っ先に自分の利益を優先させる人
- 「マッチャー」損得のバランスを考える人
あなたはどれに当てはまりますか?
自分もそうだが、たいていの人は「マッチャー」に当てはまる。
「マッチャー」は公平な考えで行動し、人を助けるときは見返りを求め、相手の出方に合わせて与えることと、受け取ることを五分五分に保ちます。
これこそまさにギブ・アンド・テイクだね
「ギバー」は他人を中心に考え、ギブ・アンド・テイクの関係を相手の利益になるようにもっていき、受けとる以上に与えようとする。
こんな神的なひとおるんか⁈
そして出世コース外れた「テイカー」のあなた。
「テイカー」は自分を中心に考え、与えるより多くを受けとろうとする。ギブ・アンド・テイクの関係を自分の有利になるようにもっていき、相手の必要性よりも自分の利益を優先する。
これだけ聞くと、最悪の自己中やろうにしか聞こえない
でも仕事に関してはテイカーやマッチャーのように見返りを求めるやり方のほうがいい気がしますよね。なにも見返りないのわかってて助けたところで、自分の仕事の時間がとられるし、助けられたひとがいい成果をだして出世してしまったら…
しかし本書に、調査した結果によると最も仕事で成功しているには「テイカー」でも「マッチャー」でもない「ギバー」なのです。
テイカーだとなぜ、出世コースから外れるのか
「テイカー」の特徴として
- 出世、成功したいために手柄を独り占めする
- 職場を食うか食われるかの場所だという思考
- 自分がほかのひとより優れていて、別格の存在だと考える
- テイカーはほとんどの他人もテイカーであると決めつける
仕事はそれくらいの気持ちでやらないと、出世できないんじゃない?
昔は商品を生産する仕事はたいてい独立して行われていたため、必ずしも人と協力する必要はなかった。今の時代の多くの企業ではチームで仕事を行っている。たとえあなたがチームで仕事をしてなくても何らかのサービス業にはついているでしょう。
かなりの数の人びとが互いに協力し合ってサービスを提供しているのです。昔はサービス部門は半分を占めていたがいまは80%異常がサービス業で働いている。
なので、サービス部門が拡大していくのなら、
ますます多くの人々が、「ギバー」として人間関係や評判を築いたサービス提供者を重視するようになっているのです。
てことは逆に、今日のような密接に結びついた社会では人間関係や個人の評判は人目に付きやすく、「テイカー」は成功(出世コース)に導く評判と人間関係を得ることはできないでしょう。
いくら個人で仕事の成績が良くても、社内の人間関係、評判が悪ければチームで仕事をする現代やサービス部門が多い社会としては全く必要がなくなってしまうと思うのです。
ましてや社長も現代を感じとっていたのなら、なおさら「テイカー」を出世なんてしないでしょう。
ゲロゲロ…昔ならうまくいっていた考えも時代の変化で通用しないんだな
テイカーだとなにかと不利に
調査によると(ギバーは)
自分の時間と知識をしょっちゅう分け与えて同僚を助けている人びとは、銀行から製造業にいたるまで、昇給や昇進のチャンスが増えることがわかっている。
助けなくて同僚をライバル視する「テイカー」のひとは逆にチャンスは来ないことになるね。
このような思考の「テイカー」が才能があっても他の調査では、
非常に才能のある人は他人に嫉妬されやすく、嫌われたり、うらまれたり、仲間はずれにされたり、陰で中傷されたりするそうです。
「ギバー」であればもはや攻撃されることはなく、グループに貢献するので感謝される。
「テイカー」の考えでいると敵を自分からつくり、出世競争を自ら激化しているような。
テイカーは忠告を受けない
本書にノースカロライナ大学の教授による研究で、自分の仕事ぶりに関する調査を行った。
参加者に問題解決策についての決断をしてもらい、その後「もっと権限を他人に委ねましょう」とアドバイスをした。
仕事ぶり(問題解決策)が「平均以上だ」と伝えられた「テイカー」はアドバイスを聞いたが、「平均以下だ」と伝えられた「テイカー」はアドバイスを聞く割合が減った。
これは、「テイカー」が批判されていると感じたとたん、忠告を受け入れる気になれなくなり、まずい決断を下したと思うことを拒み、否定的な評価をまともに受け止めないことで、自分のプライドを守ったのです。
ここからわかること
否定されてその都度「忠告」「アドバイス」を聞かないのなら、会社として組織としてチームで仕事をすることは成り立たないことになりますよね。それではいくら個人の仕事はできても、社長はそんな人を管理職にせず出世から外すでしょう。
ぐぬぬ…プライドが邪魔をする
それに対し「ギバー」は「平均以下」だと言われても「忠告」「アドバイス」を聞いた。
出世コースに戻るためにギバーになる
「テイカー」だと今の時代ではますます通用しないのはわかった。
仕事もできるのに出世できなくて意味がわからないなら、今後は「ギバー」に徹してみよう。
信望を得ることをする
出世して管理職になったら人を動かす立場になるため、人に影響をあたえる能力が必要です。
研究によると、人に影響を与えるための二つのアプローチは「優位」と「信望」であることがわかっています。
「信望」とは、信用と人望のことを言います。
「優位」とは位置・地位などが他よりまさること。
「テイカー」は「優位」を確立して相手より上にたとうとします。強気なコミュニケーションで威圧的な態度で会話を自分の思う方向にもっていこうとします。
ですがそれでは、優位に立とうとすればするほど相手は抵抗します。影響力はあるかもしれないが、相手はゼロサムゲームで代わりに権力と権限が小さくなっていきます。
威圧的な態度だけの上司いるよな、結局チームワークうまくいかないし
先に言った、今の時代ではチームとして働くのが主流で、サービス部門が多い社会では、自分が優位に立つことを優先するひとはチームや顧客とうまくいくはずがありません。
だとしたら出世などさせるはずもないでしょう。
そこで「優位」ではなくて「信望」を得ることを考えて行動をしてみてはどうでしょうか。
「信望」を得れば、人から尊敬、称賛されるので影響力は大きい。
「優位」だと、自分より権力と権限が優位に立つ人間相手だとたちまちに影響力はなくなるが、「信望」であれば、人からの尊敬と称賛で、権力と権限が上の人でも影響力を出せることができるでしょう。
信望を集めるにはどうしたら?
では「信望」を得るにはどうすればいいのか。
「テイカー」が強気のコミュニケーションで「優位」を得ようとするなら、反対に「ゆるいコミュニケーション」をすればいいのです。
ゆるいコミュニケーションをする人は、強引な話し方はせず、不明な点があれば聞き、人のアドバイスは喜んで受け入れる。弱点を隠さず、弱さをさらけ出すのです。
それだとなんか弱っちい頼りないやつに見えてこない?
あなたは出世コース外れたと思っているなら、出世できる可能性は自分にはあると自覚しているから悩んでいるのでしょう?仕事はできるのになんでだと…
てことは、仕事はできるひとだからそんな頼りない人だと思われないでしょう。
そんな仕事できる人なら「信望」さえ手に入れれば、周りのあなたに対する見方はガラリと変わりますよ!
ゆるいコミュニケーションの例
著者が体験した例をあげると
著者は26歳のとき、軍部の上級指導者に「人の動かし方」を教えてくれと頼まれた。
40~50歳代の大佐23人を前にして、著者は講習するにあたって信用されないと思い、強引な話し方で自分の実績について自信たっぷりに偉そうにふるまった。
結果、講習が終わりアンケートを取ったら厳しい内容のものばかりだった。
二回目の講習ではもっとゆるく控えめな口調で始めてみた。
「みなさんがいま、どんなことを考えていらっしゃるかわかっているつもりです」「12歳の教授から、いったい何を学べるんだって考えておられますね?」と
その瞬間教室にどっと笑いがおきた
ある大佐が「御冗談を、先生はどう考えても13歳に見えますよ!」と言った。
この時の講習のアンケートは前回とは天と地の差だった。
「とても素晴らしくいい授業だった」と。
ここからわかること
有能で仕事ができるアナタが、ゆるいコミュニケーションをすることによって親近感が沸き、同僚、後輩は抵抗感なくアナタの言葉を聞き入れるようになります。チームでのコミュニケーションがうまくいき、職場で「信望」を得ることができ、自然とその様子に好感がもたれ、出世コースに戻ることができるのではないでしょうか。
いまいる管理職たちも、その様子を見ているだろうしね、
社長は出世させる際、直属の上司たちの意見も聞くだろうしね
ギバーだと出世コースに乗りやすくなる
出世したいのなら、一般的には「成功するのが先で、与えるのはそのあと」だけど、
「ギバー」は「与えるのが先」という逆の考えを持っている。
なんで「与えるのが先」のギバーが成功するのか?
「テイカー」が勝つ(成功)するときにはたいてい、他の誰かは負けた人となる。
調査によるとテイカーが成功すると、ねたまれやすく、何とかしてその鼻をへし折ってやろうと周囲から思われるという。
「ギバー」が勝つ(成功)するときは、みんな声援を送り、避難することなどない。「ギバー」が成功するまでに、数々ギバーの人から知識を与えられたり、助けてもらったため。
その成功が周囲の人々の成功を増幅させるから。
「テイカー」でも成功はできるんだけど、その分蹴落としてきている人がいるから、敵もいっぱい作って、それ以上は出世できないんだろうね
「ギバー」で成功する人は、成功するまでに与え続けてきた人たちからの好感度も高く、周りからの評判も良くなり、成功(出世)しやすくなるってことだな
「誰もが勝たせようとしてくれれば、勝つのは簡単だ。
まわりに敵がいなければ、成功するのは簡単になる。」
ベンチャーキャピタリスト ランディ・コミサー
まとめ
「テイカー」であることが出世には良くないことはわかったと思います。
仕事だけでなく、人生において「テイカー」のやり口でいくと、相手は負けたことになり敵になってしまい、自分は成功しても周りは敵だらけの状態になってしまいます。
そんな状態では会社としては、組織としてチームとして働いていかなけらばならないのに、同じ会社の中で敵同士をつくっていてはうまくいくはずがありません。
もちろん「テイカー」を見抜かれたら出世コースから外され、ましてやリストラ候補になってしまうでしょう。
これからは
- 自分が「テイカー」に当てはまる部分を考え直しやめてみる。
- 「ギバー」に徹し見返りを求めず相手に与える姿勢でいる。
意識して行動するだけで、仕事はできる能力があるあなたに対する見方は変わるはずです!
そして敵対するひとはいなくなり、周りの上司からの評判も良くなり出世候補に名があがると思います。
このGIVE&TAKEには「ギバー」でいることで成功した人の例が多く紹介されています、この本を読むことによって「ギバー」でいることでなぜ成功するのかが納得させられるので、ぜひ一度読んでいただきたいです。
仕事はできるのに出世できないなら、問題はこれかもな
よっしゃ、明日から変わろう!
本読んで、勉強すっぺ
成功するかしないかは、この本を読んだあなた次第です!
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