なんであいつアルファード新車で買って、さらに家建てられんの？
だよなぁ、俺らと同じ安月給やぞ。
服もモンクレールだのカナダグースだのなんでやねん！
だから、ユニクロでもたけーわ！
みんなの周りにもいません？同じ会社で給料たいして変わらないはずなのに高級車乗ってるひと。
しかも新築で服も高いの着てる。
なんで買えるんだろう？
なんで買えるのかはわからないが、一つわかることがあります。
それは
「その高級車、新築の分だけ借金（負債）がある」
ということだけ。
その人達はお金の被害者なのかもしれません。
自分達も知らずにその被害にあうかも知れない
じゃあ、どうすれば？
解決策見つかりました！
サイコロジー・オブ・マネー ：一生お金に困らない「富」のマインドセット
著モーガン・ハウセル
この本を読むことによって
- 見栄を張ってしまうワケ
- 見栄を張ってお金を使う危険性
- お金で得られる本当の幸せ
を知ることができるでしょう。
おっしゃ！見栄っ張りのあいつのこと知りに行こかー
わしも連れてって～
私たちは、お金に対しておかしなことをする。
それは、誰もがこのゲームにまだ慣れていないからなのだ。
見栄を張って高級車、新築を買うひとの共通点
大した年収でもないのに高級車、新築買う人いますよね。
ホントにそれはクルマ好きなのか？
ホントに新築じゃなきゃダメなのか？
その人たちはおそらく「富の比較ゲーム」に陥っているんです。
あ～なんとなくわかる、クルマでは特に
「俺のほうが高い」って感じで話す。
後輩のクルマを絶対褒めず、むしろけなすよな。
見栄の張り合いをしても
上には上がいるので比較しあっても
キリがないんです。
- ワンランク下のボクシーでいいのにアルファードがんばって買ったり
- 知り合いが新築建てたからと、がんばって支払いのキツイ新築にしたり
- 知り合いの子供が私立行ってるからと、学費の高い私立に通わせたり
と「俺の方が凄い、勝ってる」「悔しい、つねに上でいたい」
その思考に知らずにハマっていってるんですね。
その比較ゲームから気づいて抜け出さないともう借金地獄ですよ。
比較ゲームから抜け出せないかたは、さらにこちらの記事。
大丈夫ですか？
人の事言ってあなた達もゲームにハマっていってないですか？
著者は「足るを知る」ということを本書で訴えています。
現在の自分の状況に満足すること。
自分の収入以上のものを無理をして買おうとはせず、
「これで十分」と思える思考にならないといつまでも比較ゲームから抜け出せないでしょう。
危ねーな、あいつ年収俺らと一緒なのに無理してんだな
表面だけでは、家計がどうなっているかはわからないもんな
見栄を張って高級車を買って幸福か？
見栄を張って高級車を買った人たちは、本当につねに幸せなのだろうか…
高級車、新築をめいっぱいのローンを組んで買ったとしても、
その分借金という不安も自ら買っているように自分は思う。
物で得る幸せって長くは続かないってよく聞くよね…
本当の幸福とは本書では
「人生を自分でコントロールしている」ということ
どんなに高い給料よりも、どんなに大きな家よりも、どんなにステータスのある仕事よりも
「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」生活を送れることが人を幸せにするのです。
そして、お金こそが自分の時間をコントロールできるようにしてくれるんです！
ですのである程度の貯蓄はあったほうがいいんです。
お金の貯め方、お金のことを知りたい方はこちらの記事。
貯蓄があれば
- 病気で数日仕事を休んでもお金の心配をしなくてすむ。
- 仕事を解雇されても、次の仕事を慌てて探す必要がない。
- 本当にやめたくなったらやめれるので、上司も怖くなくなり怯えなくなる。
- 自分にあった仕事を選ぶことができる。
- 医療費に不安を抱えなくていい。
貯蓄があることで心の余裕ができ、人生の選択肢ができる。
高級車買ってお金なくてどこにも出かけられないって、本末転倒だな。
現代人は豊かなのに幸せでない
昔より格段に現代は裕福になって便利になったのに、
本書を読むと幸せなひとは少なく
ストレスを抱えている人が多いことがわかる。
クルマは早く高性能になった、家もオール電化で快適になった
なのにそれに見合った幸福を手にしてるひとはいない。
そして引き換えに時間を手放した。
たしかに、こんなに便利なのに忙しくストレスを抱えてるひと多い。
なんでなん？
昔は農業や製造業が主だったので、道具を置いて工場を出ればもう仕事は家ではできない。
しかし現代人の道具はモバイル機器なので、いつでもどこでも仕事ができる反面
24時間1日中仕事のことから頭が離れられない状況が出来上がってしまったんです…
そのため、自分の時間をコントロールできなくなってしまい、
時間を好きに使えないので幸せを感じなくなってしまった。
昔より、うつ病とか現代病が多いのも納得できるな
お年寄り1000人にインタビュー
米国の高齢者1000人に、
「人生経験から学んだもっとも重要な教訓」をインタビューした結果。
- 誰一人として、欲しいものを買うために、もっと一生懸命働いて、金を稼げば幸せになれたと言った人はいなかった。
- 誰一人として、周りの人と同じくらい裕福であることが大切で、さらに裕福ならばそれが本当の成功だと言った人はいなかった。
- 誰一人として、将来にいかに高収入になれるかを基準にして、仕事を選ぶべきだと言った人はいなかった。
うーわ説得力あるわー
この結果を見ると、ホント見栄を張ってのクルマなんていらねーんだな
お年寄りが大切にているのは
- 温かな友情
- 高貴で大きな目的のための活動への参加
- 子どもたちとゆったり過ごす充実した時間
などだった。
モノではなく時間こそが、人生を幸せに導く
これが、人生経験豊富で、あらゆる体験をしてきた人生の先達からのアドバイスだ。
見栄を張ってのモノの購入は、ホントの幸せを感じることはできないことがわかりましたね。
高級車に乗る人のパラドックス
見栄を張って高級車に乗る人は、
自分の車に見とれている人たちが実はドライバーなど見てもいないことに気づかず
自分自身が称賛されると思い買ったのではないだろうか。
これは家、宝石、ブランド服などもそうだ。
人は、「私は他人に好かれ、称賛されるべき人間だ」というシグナルを発しようとし、富を求める。
しかし、富を誇示するような高級品を苦労して身に着けても、思ったほど他人から称賛されることはない。
たしかに、その人には物が凄いだけで称賛はしないな
尊敬や称賛が目的なら、モノではなく謙虚さや優しさ、共感があるほうが多くの尊敬を集められる。
豊かさは目に見えない
人は、目に見えるものから豊かさを判断しがちで、でもそれが目の前の唯一の情報だからです。
だから、クルマ、家、インスタグラムの写真でかるく判断してしまうんです。
本書に著者の体験談が書いてあり、
ロジャーという男はポルシェに乗っていて、周りの人はみんな金持ちだと思っていた。
でもある日ホンダの中古車に乗ってきた
「ポルシェはどうした？」と聞いたら
クルマのローンを滞納し、差し押さえらえたと言った。
このような人がロサンゼルスにはごまんといるらしい…
アイツもなりかねないな
ここからわかること
車を買う前よりも手持ちの金がそのクルマの金の分少ない、
あるいはその分借金をしているということだけ。
借金の罠から抜け出すにはこちらの記事。
富のお手本は見つけずらい
ここまでで表面だけではその人の富はわからないことが分かったと思う。
お金を持ってることは高級車や新築でわかるが
「富」だけは目に見えない.
だからお手本は見つけずらく、「富」を築くのが自分達には難しい。
地味に見えても裕福な人はいる
裕福に見えても、破産寸前の人はたくさんいる
他人の成功を目に見えるもので判断しそうになったり、
誰かのようになりたいと思ったりしたときは、
このことを忘れないようにしよう。
と、筆者はおっしゃっています。
見栄を張って高級車を買う人からの教訓
見栄を張って高級車、新築を買った人たちは
「自分はお金を持っている、すごいだろー。」
「俺が一番だ。」
と、「富の比較ゲーム」から抜け出せない被害者なのがわかったと思います。
悪いわけではないが
「自分はお金を持っているんだ」と他人に示す支出はやめよう！
お金に関する最大の障害は、
短期的な支出を給料だけに頼ってしまい、
将来の想定外の支出に備えて貯蓄をしてないこと。
目的のない貯蓄をしてないと想定外のことが起きた時対処できない。
本当の幸福は
「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」です。
見栄を張って高級車を買っては生活も厳しくなり、これを実行できなくなります。
お金は人生の選択肢を増やしてくれます。
本書を読んでいただき、お金に対する価値観を変えていってください。
まずアイツに読ませたい
読んだら浪費癖治るなー
比較ゲームから抜け出せないかたは、さらにこちらの記事。
お金の貯め方、お金のことを知りたい方はこちらの記事。
借金の罠から抜け出すにはこちらの記事。
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