いや~こないだ嫁さんとケンカしてさ~、「こうこうこうで…」いま口聞いてねーもん(笑い話)
それはお前が悪い。「こうこうこうした方いい…」
もっと大人になれよ。
いや~こないだ会社で課長のこと腹立ってさ、「こうこうこういうことで…」
それはお前がわるい。「これからはこうこうこうした方いい…」もっと大きな視点で見ろよ大人だろ。
なんやねんこいつ!いらんアドバイスばっかしてきやがって!
ウザ!腹立つ~
友達のアドバイスってウザイですよね、こっちは求めてないのに、笑い話程度の話でもいちいちアドバイスしてくる友達いますよね…
友達からしたら善意なのかもしれない、だったらそんな友達のアドバイスをうざいと思っている自分が間違っているのか、自分の性格が良くないのか…悩む
答えはコレ
友達が全て間違っている
なんでアドバイスしてるオレが悪いんだよ⁈
妖怪クンは善意でアドバイスしてるのに間違っている…
ムムッじゃ、アドバイスするときどうしたらええんじゃい
解決策見つかりました!
人は話し方が9割 著 永松 茂久
この本を読むことによって
- なぜ、アドバイスをした友達が間違っているのか
- 自分がアドバイスをしたいときどうすればいいのか
を知ることができるでしょう。
納得させてもらおうじゃあないの
「妖怪○○」我ながらうまく腹立つ顔にできたなww
七三ヘアにそのスクエアめがね!w
やめなさいよ、友達だろ。ワシも連れてって~
話し方をちょっと変えるだけで、仕事もプライベートも大きく好転します。
永松 茂久
友達のアドバイスが「うざい」と思うわけ
友達に相談するときや、愚痴を聞いてもらうとき、友達にアドバイスは求めませんよね?
そうなんです、ひとは解決策を求めに来ているのではないのです。
- 「とにかく話を聞いてほしい」
- 「自分のことをわかってほしい」
- 「共感してほしい」
という思いのほうが強いんです。
みなさんもよく考えてみると確かにそうじゃないですか?
それなのに友達は求めていることとはちがう、アドバイスをしてしまうから「うざい」と思ってしまうんです。
にゃるほどね、確かに聞いてほしいだけだった
相談事というのはネガティブなことが多いので、そこで「ダメだよ、そんなネガティブじゃ。ポジティブに考えようよ」とポジティブアドバイスをすると
「説教されてるの?」
と相談者は捉えてしまったりして、「うざい」と思い、それ以上話をしたくなくなります。
「わかって欲しい」「共感してほしい」を求めているので必ずしもプラス方向に転換したいと思っているわけではないのです。
ですので、良かれと思って話をすればするほど相手は、アドバイスしている友達とは逆方向に気持ちがいってしまうのです。
そうなんだ…良かれと思っていたことが…
友達のアドバイスを「ウザイ」と思ってしまうのは間違いではないのです。
なんで友達のアドバイスがうざいのか
意見を押し付けている
友達のアドバイスを「うざい」と思ってしまうのは、そのアドバイスが押し付けて言ってしまっているからです。
- 「絶対こうすべきだよ!」
- 「こうしたほうが良い!」
こんな決めつけて言われたら、腹立つのは当然で、アドバイスされてる方は感情的になってしまうでしょう。
アドバイスを求めて話してないのに、さらにそのアドバイスが押し付けではうざくて当たり前です。
ですから友達は
- 「これはあくまで私の意見なんだけど…」
- 「こんな考え方もあるんだと思って聞いてね」
というところから始めれば、まだ読者の皆さんも聞く気にはなれたでしよう。
確かに言い切って押し付けがましかったな…
余計な一言を言っている
アドバイス「うざい」友達はアドバイスの他に余計な一言を言っていませんか?
- 「俺、ラーメン大好きなんだよね」に対して、「ラーメン嫌いなんだよね、体に悪いから食べない方いいよ」
- 「社長は社員のこと思って見てくれてるよね」に対して、「社長良くねーよ、いい顔したいだけ。そういう思いでいると裏切られるからやめたほういいよ」
こんな言い方していては周りの人は離れていってしまいます。
「もっと大人になれよ」は余計じゃね
...
ですから
「ラーメン好きなんだよね」ときて自分が嫌いだとしても「そうなんだ、ラーメン好きなんだね」と言えばいいだけです。
逆の立場で考えたらわかるはずです。みんな価値観は違うので好き嫌いは人それぞれです。
ここで「口が悪いけど根は良いヤツだから」と言う人いますが著者もおっしゃるように
口の悪い人で良い人なんていません。
口から出るということは、その人が頭の中で考えているから出るんです。
確かにそうだよな、そう思ってるから口から出てんもんな。
愛ある人の口からは愛のある言葉が、意地の悪い人からは意地の悪い言葉が出るんです。
「口悪いなこの人」ってあなたが思うなら、あなたにとってはもう「口悪い嫌な人」でしかないんです。
「口悪いけど根は良いヤツ」とか言ってる人はただ個人的に仲が良いか、立場によってその人には良い話し方をしてるかと思うのです。
あっ!立場によって話し方変えるって
お前やん!
わしか!
相手の立場、肩書きで話し方を変えてる
うざいアドバイスをしてくる友達はあなたのことを何らかで比べて下にみている可能性もあります。
- 私生活の面で勝ってる
- 見た目で勝ってる
- 年収で勝ってる
- 役職が付いている
など何らかで比べて、あなたより優れていると思っていて余計なアドバイスをしてきているのです。
であると上から目線口調でうざいのは当たり前です。
ほかには職場で部下や後輩にはぞんざいな話し方をする上司、自分より上の立場の人にはペコペコと飼い犬のようになる。
でたー!おまえだ!(笑)
正にあんたのことやん!
ワシは違う!犬ではない
ホントに職場の管理職は半々でいる、部下の意見なんて聞く耳持たず自分の考えを押し付けてくる。
そして立場うえの人にはごますり。
こんな感じでは嫌われて周りは離れていくでしょう。
言葉や態度は自分の意識によって変わります。そういう人は「目下の人や自分より立場の低い人には横柄に接していい」という意識で生きているということ。
ですからうざいアドバイスをする友達や上司はそういう意識なので、それはあなたのためを思ってのアドバイスではないのです。
その友達、職場のひとは生意気に話すにも、相手を大切に思って話すにも、一貫性をもって人によって話し方を変えないで話さないと、信頼は無くなっていく一方でしょう。
自分がアドバイスをしたいとき、うざいと思われないためには
ここまでの友達のアドバイスがうざい理由でも、自分がアドバイスをするならこうしてはダメだとわかったと思います。
アドバイスをするにも両者に信頼がなければ聞く気にもならず、うざいだけなので、相手に好かれ信頼できる関係性を作るコミュニケーションの取り方を本書を参考に紹介します。
初めに相手の気持ちを知りましょう。
人は誰もが自分のことが一番大切であり、自分に一番興味がある生き物である
よく考えると確かにと思いません?
集合写真を見るにも真っ先に自分の顔を見ますよね。
確かに家族旅行で写真撮って、自分から見てから子供たち見るもんな。
他人の顔を先に確認する人滅多にいません。
一番興味がある「相手自身」のことを主役にすれば、自然に相手の感情は高まっていき、「自分を主役にしてくれるあなた自身のことを好きになる」という心理です。
本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことをわかってほしいと熱望している
そうですよね、誰にでも承認欲求はあり、それが満たされることで充実した日々を過ごせるのではないでしょうか。
- 仕事で評価が良かったとき
- 愚痴を聞いてもらってわかってくれたとき
- 頑張りに気づいてもらったとき
なのに説教に聞こえるアドバイスをしたら相手は離れていくでしょう。
人は自分のことをわかってくれる人のことを好きになる
なのに、すぐにアドバイスしてしまう友達は間違っていますよね。
自分でもよく考えると、好きなひとは「あ~わかるそうだよね~」「確かにそうだよね!」などと言っていますよね?
会社で自分から話しかけたいひとってそう言ってくれる人だよね
この3つを頭の中に入れておいて会話をすると、相手はあなたのことを好きになり、コミュニケーションがうまく取れ、信頼関係は深まっていくと思います。
では具体的にどうしていくか
相手はこの3つの心理を持っているとわかったのなら、あなたは聞くに徹してください。
相手の自己重要感を高めるのにもっとも有効なのが、聞き方をマスターすることです。
「ひとは誰しも自分に興味がある」だからそこを満たすために「相手のことをよく知る」聞き方なんです。
著者の方も起業当初は自分の話が中心で、自分の言いたい事しか言わないタイプだったそうです。
従業員ともコミュニケーションが取れずみんな離れて行ってしまいましたが、聞き役に徹するスタイルに変えたところ、業績が伸び、従業員とも一体感が生まれたそうです。
反省…聞く耳持たずだったな…
相手に興味を持っていると示すには
ただ聞くのもいいですが、「この人ほんと聞いてんのかな?」と思われないために
「3つのリアクション」を活用しましょう。
- 顔の表情
- 声の表情
- 体全体の表情
笑顔で聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振りを使って相手にリアクションするのです。
例として
相手「最近筋トレ始めたんだ」
アナタ「えッ!マジで!すごいねー」
相手「自宅でやってから、のちのちはジム行こうかと思ってんだ」
アナタ「ジムかー、俺も行ってみたいな」
これらを駆使することで相手に関心があることを示せるでしょう。
周りにもいますが、自分から話しかけてきてしゃべりたい事散々しゃべって、こちらがちょっと興味ない内容でも「うんうんへ~そうなんだ」と聞いてあげるのに、こちらの話題になると全然興味ない感じで「あ~…」と話が広がらないひと結構いますよね?
なんかほとんどの人そうなような
これではもうそんなリアクションの人には話しかけないでしょう。
3つのリアクションを使いコミュニケーションを取ることにより信頼感が増し、「またこの人と話したいな」と好感を持たれます。
そしてアドバイスしても「うざい」と思われず、この人のアドバイスなら聞きたいとなることでしょう。
まとめ
「友達のアドバイスをうざいと思っている自分は間違いなのかな?」
あなたは間違っていません、ひとは
- とにかく話を聞いてほしい
- 自分のことをわかってほしい
- 共感してほしい
という思いで話していて、解決策を求めているわけではないのでいらぬアドバイスをする友達が間違っているのです。
そしてアドバイスを自分がするのなら、相手との信頼がなければうざいアドバイスになってしまうので、
- 人は自分への関心が強い
- 人は自分のことをわかってほしい生き物
- 人は自分のことをわかってくれる人に好意を持つ
この3つの大原則を押さえて、聞くことに徹して会話をして、信頼を得て好意を持ってもらえてからアドバイスをしましょう。
でなければ、あなたがうざいアドバイスをする友人になってしまうでしょう。
うぅ…涙、今までごめんよ、上から目線だったな…
これからも友達でいてくれるかい?
もちろんや!お前そこ以外は良い面あるから
関係が続いてんねん
ええのう、友情は
プルお君、ワシのことも許してくれるかのう?
お前はダメだ、下のものには扱いがひどい
まだまだ許さん!
相手に好感を持たれ信頼関係を深められるかは、本書を読むあなた次第です!
コメント