海外旅行して~な~
でも金かかっからな~
だから。貯金使うのもやんだな、せっかく貯めた老後資金使うのもな
あーやめだやめだ!
考えんのやめよ!今じゃねーな
無理して行っても、金の心配だけが残るわ
はい!こんな感じで「旅行したい」「でもお金もったいない」「そこまでしていく意味ある?」「いつか行けるだろ」といつも悩んでいる方いますよね。
そして、先延ばしにしてしまう…それ非常にまずいんですよ、なぜなら
理由はコレ
歳を重ねる度、旅行の価値はなくなるから
なんでやねん、いつ行っても同じやろ
じじいになってからでもえ~やん。
貯金がたまって安心してからでもよくね
まだ人生はながいし。
うっさい!今から教えっから黙っとけ
お金もったいないで行くか悩んでる方に
解決策見つかりました!
DIE WITH ZERO 著 ビル・パーキンス
この本を読むことによって
- 旅行のお金をもったいないと思うのがなぜダメなのか
- 老後に旅行しようという考えがなぜダメなのか
- 今すぐに旅行に行きたくなる気持ち
を知ることができるでしょう。
じゃあ見に行こっかね~そんだけ言うなら
ホントは世界中行きたいのよ…
ワシも連れてって~!
夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで過ごした。
やがて冬が到来した。アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていた…。
だが、ここで疑問は生じないだろうか?
「アリはいつ遊ぶことができるのだろう?」
ビル・パーキンス
「お金がもったいなくて旅行しない」はまずい考え
お金もったいないから旅行しないかたは、お金(貯金)はあるということですよね?
これを読んでいるのなら旅行がしたいんですよね本当は。
まずお金があるなら旅行するべき理由があります。
経験したその瞬間の喜びと、後で思い出せる記憶が得られる
旅行をしたらもちろんそのときそのときで、感動できることが沢山あることはわかっていると思います。
それは「2泊3日」「3泊4日」などで終わりますが、
その旅行から得られる思い出は一生記憶に残り、いつでも引き出せることができるのです。
どんなときにも頭の記憶にあるので
- 友人や家族と「ねえ、あのときのこと覚えてる?」と思い出話にひたり再びあの時の高揚感を味わえる
- 自分1人で旅行の回想をしたりして幸せな気持ちになる
- 同じような旅行を計画してるひとにアドバイスができ、そこでまた幸せな気持ちになる
確かに家族旅行で行ったところがテレビで出ると、また旅行のことで盛り上がれる。
さらに、この旅行の経験で得られる思い出のメリットは、行けば行くほど大きくなっていくのです。
たとえば、行きたいところで大阪に行ったとする
- USJは予想以上に楽しかった
- 大阪の街並みは凄く、人も味わったことない明るさだった
- たこ焼きは全然レベルが違かった
その思い出、経験を、行った家族、友人と一生思い出にひたれる。
さらに次の旅行で海外に行ったとする
- 初めての海外、自分で計画を立て行けたという自身が身につく
- どれも日本では味わえない料理に感動する
- 日本とは違う景色、文化に影響を受ける
また次に別の場所に旅行をする…
旅行で得た記憶(思い出)は頭の中にあり、忘れることはなく増えていくばかりなので
思い出すたびに得られる喜びが、積み重ねて増えていく
さらに誰かに旅行で経験したことでアドバイスができる。
その行った場所はどうだったか、どう行くのが最適か、そのアドバイス自体が経験になり、お互いにポジティブな連鎖反応も起きるのです。
確かに話すほうも聞くほうもこの話で盛り上がり、絆が深まるな
お金の心配してるより、今すぐ旅行すべき理由
旅行で得られるメリットはわかった。
それでも「今じゃない、まだ人生は長いから後からでも行けるでしょ?」と思うひともいると思いますが、若ければ若いうちに行く方が絶対にいい理由があります。
それは
年を取れば取るほど、行動に移せる経験の種類は減っていくから。
健康上の理由
その行きたいところには行けても、体験できる種類が若いうちよりできなくなってしまうのです。
老後に行く考えなんてやめたほうよく、体力面で限界があります。
- 長時間のフライトでのストレス
- 空港での乗り継ぎのストレス
- 不規則な睡眠によるストレス
- クルマでの長距離運転のストレス
行くことにも若い頃とは思うようにいかないし。
できる体験も限られてきます。
身体を動かすようなアクティビティはもうできなくなっていくでしょう。
著者の体験談で
ある島のビーチにあるバー(ボートを停泊させる桟橋がない)へ、ガールフレンドの祖父(69歳)と泳いで行くことにした。
祖父は元水泳コーチだったため泳ぎに自信があり、自力で行きたいというので泳いだが、距離は30メートルで残り3分の2くらいで呼吸困難に陥って大変な思いをした。
このように老後もいくつになっても若い頃と同じようなことができると思ってる人は多くいます。
確かに、絶叫マシン系好きなのに最近USJの乗り物で吐きそうになったわ…
もう乗れないな…
観光で歩いてるだけで疲れて帰りたくなるわ…
だから若いうちに旅行行きたいならお金もったいないと思わず、行けるのなら行くべきでしょう。
金の価値は低下する
旅行をお金がもったいないからと先延ばしにしたり、お金が貯まって余裕が出たらとお金を使わない。
でもお金の価値は低下していくのです。
価値は変わらんだろ。100万は100万や
そりゃそうだ
そうなんだけど言いたいことは
若いうちの100万は意欲があり同じ場所の旅行でもやりたい事できる事が沢山あり、選択肢もあります。
しかし、
年を重ねれば重ねるほど健康は低下し、物事の興味も薄れていき、なにかをしたいという意欲がなくなってしまうのです。
だから同じお金でも、そのお金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していくのです。
確かに、若いときほど物欲無くなったな~飲み会もあんま行かなくなったし。
性欲も無くなった…
最近様々な欲がなくなったと思う方はコチラの記事
なので、若く能力が高いときに旅行に行くべきなのです。
人生の早い時期にであればあるほど、残りの人生にその旅行で得た経験を活かせる期間も長くなり、その旅行は価値が大きいものになるでしょう。
お金の心配より家族旅行を優先
子供がいるかた限定のことになりますが、家族旅行を考えているが、「貯金を使うのもなぁ」とお金もったいなくて悩んでるかたは今すぐ旅行すべきでしょう。
なぜなら
その歳その歳での子供との時間は二度と取り戻せないから
- 幼い子供を世話をしながら経験できる旅行だったり
- 小学生になって会話ができ、感動を共感できたり
- 中高生なら食べ物でもほぼ同じで感動体験ができるようになる
子ども達はもちろんなにもしなくても大きくなってきます。
自分達も幼い子供をもつ親として、小学生、中学生と手がかからなくなってきた親として、もう大人になってきた子を持つ親として…
みんな人生の段階は前進し続けるのです。
その段階を先延ばしできるのは、その段階が終わるまでに限られています。
だから家族旅行を考えているのなら、お金の心配よりもその時を逃したらもうその時の子供とは行けないという考えをもって考えるようしたいものです。
喜びを先延ばししすぎた後悔は、人生の終わりに一度だけ味わうわけではない。
それは長い人生のなかで、何度も繰り返し頭に浮かんでくるものだ。
ビル・パーキンス
あんまり考えたことなかったけど、後悔はずっと付きまとうはな
「旅行よりお金がもったいない」が優先しないために
ここまでで意識が少しは変わった人たちもいると思います。
もう少し「お金より行きたい旅行を優先する思考」になる方法を紹介します。
タイムバケットを考える(作成する)
「死ぬまでにやりたいことリスト」などは知っている人もいると思いますが、
これは人生の残り時間が少なくなってきてから慌てて考えはじめ、受け身の発想で現実味がありません。
ですのでやりたいことリストをさらに5年区切り、10年区切りでのバケツに入れていきましょう。
例えば
20~30歳を一つのバケツにし、31~40歳までは二つめのバケツと作ってみましょう。
そう振り分けることで
その旅行に相応しい時期が見え、具体的な計画を立てなければ、いつまでたっても実現しないものがあることもわかるでしょう。
やりたいことを現実的に考えられることができるでしょう。
死ぬまでに行けたらいいなと夢想しなくなるね
思っているほど老後にお金はかからない
自分のバケットリストの70~80代の「やりたいこと」を見てみるとそれほど費用はかからないのがわかるはずです。
支出は高齢になれば少なくなっていきます。
体力面での「活動量」が減るし、ものごとに対しての「欲」もなくなっていくからです。
ですので本書で書かれているゼロで死ね
死ぬまでに資産を使い切れ
ということになるので
活動量も欲もなくなっていっていく老後に若い頃の貴重な時間を無駄にしてまでお金を貯めないほうが、人生を振り返ったとき後悔はしないでしょう。
そりゃある程度の貯蓄はしておいた方がいいですが、人生の最後に多くの貯蓄があっても使い切れなくては本末転倒ですよ。
意欲のある若い時期には戻れず、健康だけは良くはなっていかないもんな
本書には資産のピークは45~60歳と書いてあります。この時期に資産を取り崩していくのが人生を最適化できます。
お金のことが心配な方にはまずこの記事を読んでいただきたい。
まとめ
ここまで読んでお金の心配より、行きたいなら旅行すべきだと決断できるようになったのではないでしょうか?
「お金がもったいないから旅行しない」という考えを今一度考え直してみてください。
若い人ならその年齢(体力、行動力があり、体験できることが多くその後の人生に影響があるかもしれない体験ができる)
子供がいるひとなら、戻る事はできないその歳その歳での子供との思いで作りに。
お金が大事で行きたい旅行を我慢することによる、一生続く「あのとき行けばよかった」の後悔をしないよう本書を読んで考えてみて下さい。
本書の考えを旅行にあてはめて参考にしましたが。人生を豊かにする「考え」「方法」をもっと詳しく知ることができるので是非一読していただきたい。
先延ばしにして、結局行かないなんてなる前に行ったほういいな!
このままじいさんになるのはいやや…計画立てるわ!
今この健康な歳で、「お金がもったいないから旅行しない」で、一生後悔が付きまとうかはこの本を読むあなた次第です!
コメント