勝手な行動ばかりが目立つ部下
自分の評価が上がる事だけを重視して困っている人に目もくれない部下
評価に値しないような雑用はしない部下
今一番重要な仕事をみんなでやろうというときに別な事をする部下
管理職のやる気の温度と全然違う部下
などなど なんかみんなばらばらでどうしたら良いのかわからない管理職の方達いらっしゃるのではないでしょうか?
自分も管理職なりたてですので今後どうやって部下と付き合って 円滑に仕事が回るのかわかりませんでした
一昔前に流行った 根性論 気合で乗り切ろう 飲みにケーション 昔は俺が若い頃はな…
と武勇伝を言い始める 時代の波に全く乗れない 脳をアップデートしない オッサン管理職には死んでもなりたくない‼
まだまだ全国に一定数存在する 生存している(笑)! 駆逐してやる!
自分もヒラの時には随分と苦しめられた!
なので 自分の考えだけを押し付ける 一方通行なやり方じゃない方法はないのか 何かいい方法はないだろうか?
管理職になりたての自分に現代のやり方 ヒントを学べるのがこの本
「トップ5%リーダーの習慣」著者 越川慎司
この本では27社 管理職3556名の行動履歴1400時間以上をAIサービスと人による分析をして得られたデータを解析した結果
普通の管理職と「トップ5%リーダー」との違い できる上司の共通点を教えてくれるとても参考になる本です
自分もこの本を参考に仕事で実践中です
まあ、自分は中小企業の工場管理職ですが…(笑)
実践している行動 参考になることを紹介します!
歩くのを遅くする
なんと!トップ5%のリーダーの59%は歩くのが遅いらしい!
聞いてみたところ「意図的に時間と気持ちの余裕を作るようにしている」と答えていたみたいです
さらにオフィスフロアなどを あえてゆっくり歩く事により 部下から気軽に声を掛けられるようにも見えたそうです
たしかに 眉間にしわを寄せて せかせか走り回っている上司だと話しかけずらいですよね…
ええっ~とうちの会社の上司はと…キョロキョロ
めっちゃ走り回ってる!顔も怖っ!いっちゃってる!
あーダメだこりゃ 5%リーダーにはほど遠いわ(笑)
たしかに自分が平社員の時 話しかけずらかったし なんか余裕なくて頼りなく見えたもんな~
実際 仕事詰まって年中残業してたし…
そこで自分もゆっくり歩いてみた そうするとよく話しかけられ 上の課長よりも 仕事でのどうしたら良いかの判断を聞かれるようになった
話しかけられやすくなることで 助けを求めている人にも気づけるようになり 滞っている仕事にも気づけるし 逆に助けてもらえるんだなと思います
部下の感情を共有する
「5%リーダー」の67%も情報よりも感情を共有するそうです
一般的な管理職の21倍だそうです!
- 仕事の不平不満 愚痴ばかり言う部下
- 仕事が他の人のおかげだったり 他の人の協力があっての成功なのに 自分の手柄にする部下
- 失敗の原因を他人のせいにする部下
そんな部下にも相手の感情に寄り添い 部下のその感情が生み出されたメカニズムを理解し 一緒に考えていこうとするようです
そうすることでネガティブなサイクルから抜け出そうとしているようです
たしかに そこでそのような部下を感情的になり𠮟りつけたり シカトすれば楽かもしれないが
その部下は永遠にどんな時でも愚痴ばかりいって チームワークなんて高められませんよね…
うちの課はと… ネガティブサイクルに当てはまってる~!ずっと抜け出せていない!
こんな愚痴だらけの部下はいるわけで その部下に課長もイラついて 俺にその部下の愚痴を言ってくる始末
その部下も俺に課長の愚痴を言ってくる
負のスパイラルがおかげさまで出来上がる!ありがとう!(笑)
「5%リーダー」ではない他の95%の管理職は感情で人を動かすそうです
うちの課長だ! 部下が失敗したら感情的になり一方的に責める そうすると部下は萎縮して 発言をしなくなり 上司から怒られないよう受け身になり 言われた事だけをやる人間になる
最悪な事に 行動してない事を行動したと嘘をつくようになり お互いに隠し事をしてしまう関係になるそうです
うちの課がまさにそうだなあ… 言われた事だけをやって 明らかに助けが必要な社員がいるのに知らないふり 気づかないふりをする社員が一定数いる
よく観察すると 怒られないように仕事しているのがわかる
だからせめて自分は部下との信頼関係を優先して 部下の失敗を感情的にならずになんでそうなったのかを一緒に考えていき
徐々に関係をつくっていき 自分が先頭にたった時のために 今のうちに対策をしています
ストイックにならない
5%リーダーは個人が仕事を磨くには限界がある事を理解しているため
自分が頑張っている姿を部下に見せて「ついてこい!」というリーダーシップではなく
正しい方向に部下を導くリーダーシップでいるようです
徹夜して資料を作ったり 休日出勤をアピールしたりはせず そういったストイックな姿を見せると むしろ逆効果になることを心得ているそうです
ええ~っとうちの上司はと…
ダメだこりゃ!終業時刻過ぎても資料作成 そのため部下達が帰りづらくなってる
みんなだって頑張っているのに 自分の仕事だけ忙しいような言い方をする
「俺は今こんな大変な事をしているんだ」と聞いても無いのにアピールしてくる 承認欲求が強い!
「5%クソリーダー」だ!(笑)
5%リーダーは仮に汗水流して頑張っても それを隠して部下に見せないようにしているそうです
自分が頑張りすぎている姿を部下に見せると むしろプレッシャーを与え 萎縮させてしまうからです
共感出来る~! うちの上司は「見よ!俺の働きを!頑張りを!お前達ついてこい!」と言わんばかりの動き うざっ!
魁‼男塾 塾長か!(笑)
こんな感じだと確かに 逆に反発して行動しなくなるんだよね 今の時代なんて特に…
そこにしっかりとした信頼関係が構築されているなら良いんですがね
だから自分は意識して行動をするように心掛けてます
先にやめることを決める
これも参考になることで
5%リーダーは日々の降ってくる作業に対して 今やっている作業とを考慮して先にやめることを決めるそうです
一般的な管理職は明確な基準がないまま 目の前にある全ての作業をこなそうとしてしまい
重要度の低い仕事に手をつけてしまい後で後悔したり 緊急性は低いが最も重要なことをやり損ねたりしてしまうそうです
その結果生産的ではなく むしろ忙しくなるそうです
でうちの上司はと…
あ~ どんどん降ってくる 作業 仕事 に食いついてる!
まるでエサをやればやっただけ無心で食いつく うちの金魚のようだ!(笑)
何も考えずあっちゃこっちゃ手をつけて全ての仕事が中途半端になり 頭で何も考えられなくなっている!
口は開きっぱなしで目はパッチリ瞬きしない 人面魚?いや違う 魚面人だ⁉
その結果 年がら年中残業だらけで 仕事がはけきれない
他の課にバカにされ始めるし 部下からも見捨てられる始末…
5%リーダーではないうちのリーダーはこうして 仕事の優先順位を決めず 緊急度も重要度も低い作業 仕事を見極めずやってしまいます
良い例が 無意味な資料ばかり作ろうとして今詰まっている仕事をやらない そして結局資料使わねーし(笑) その資料に費やした時間横目で見てましたから
このようにある意味良い例を見てきた自分なので 「先にやめることを決める」は共感でき 実践している
部下の行動を承認する
5%リーダーは部下がちょっとした達成感を味わうことで 行動障壁が下がることを理解しているため 部下が行動を変えて何かを達成したら 必ず「承認」するそうです
16万3000人を対象に「働きがいを感じたのはどういうときでしたか?」という自由記入式の設問をしたところ「承認」されたときの回答が多かったようです
部下の行動力が上がれば生産性も上がりますし 何かに挑戦する意欲もあがります
5%リーダーは行動力を促すため相手をその気にさせテンションを高める方法をとっています
確かにプレイヤー側(部下)の人達がどんどん仕事をこなしてもらわないと仕事は溜まっていきますしね 新しい仕事にも躊躇することなく挑んでいってくれればとても助かります
うちの上司はミスしたらすぐ𠮟責「何してんだよー!」と
上手く仕事が行った時は「まぁ当たり前だね」… ホントクソだな!(笑)
こうなるとやりがいもなく自己肯定感も下がるし 新しいことに失敗を恐れて ビビッてチャレンジしなくなるよね…
部下がいて行動してくれているから成り立っているのに そこを大事に考え無いと生産性は上がりませんよね 自分一人では何もできませんから
まとめ
この本を読んでみると今までの見てきた上司のやり方 管理職とはこういうものだろうという悪い思い込みを変えて気づかせてくれます
当たり前なのですが 部下一人一人を尊重し ちゃんと向き合ってかないと 部下を奴隷のように扱っていたら仕事の効率なんて上がらないんだと 改めて気づかされます
ここでは自分が取り入れられそうな事を紹介しましたが まだまだ5%リーダーの考え 行動 チームワークを上げる具体的な方法など記載されているので
なぜ自分のチームはバラバラでチームワークがないんだろうと悩んでいるかたは この5%リーダーを参考にすることをオススメします
「俺も5%に入りて~」(笑)
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