なぜ?あんなに楽しかった飲み会、つまらない、めんどくさくなった…

健康

は~、今日は友達と飲みに行く日だったなぁ…

なんか行くのめんどくせっ

わかるわ~、約束した時は行く気マンマンだったのに、当日になるとダリいんだよなー

昔はもう楽しみで楽しみで、家族サービスなんてそっちのけだったのにな…

なんだろう、歳のせいか?飲み会以外にもなんかがねーっつーか

はい、こんな中年オッサンいるんじゃないの?

なーんでだろ?

あんなに楽しかった趣味でもある飲み会が、めんどくさくなってつまんない…

別に金はあるし、駅まで行くのがめんどくさいから、嫁にクルマで送ってもらえても行きたくない…

土曜日飲み行って、嫁に「日曜日飲み過ぎでシんでても良いよ」と優しくされても行きたくない…

なんだ⁉なんなんだ⁉歳のせいなのか⁉

原因コレ

運動してないから

運動⁉なんで関係ある⁉

なんでかわからん!

解決策見つかりました!

運動脳   著アンデシュ・ハンセン

この本を読むことによって

  • なんで飲み会がめんどくさくなったのか
  • 最近飲み会以外でも欲、意欲がなくなった原因
  • 昔のように飲み会、やりたいことがある充実した日々を送れる方法

を知ることができるでしょう。

よっしゃ!昔のように意欲がある日々を取り戻そうや!

歳のせいばかりにしないためにも!

わしも連れてって~

身体を動かすと、気分が晴れやかになるだけでなく、あらゆる認知機能が向上する。

記憶力が改善し、注意力が研ぎ澄まされ、創造性が高まる。

それどころか知力にまで影響がおよぶという。

著 アンデシュ・ハンセン

飲み会つまらない…原因を脳の進化の過程から見る

脳のもっとも重要な仕事は「移動」

基本的には、移動する生物だけに脳があり植物にはない。

初めてこの世に脳細胞が出現したのはおよそ6億年前で、

主な機能は生物の動きを制御することだったと考えられている。

つまり、地球上に初めて現れた脳細胞の最も大切な仕事はその生物を移動させること

なぜか

それは生きるため、栄養分を取り入れるためにその生物を移動させなきゃならないから。

なんか、脳が自分自身で、身体は移動手段の乗り物みてーだな。

てことは

そんな役割で進化してきた脳なのに、体を動かさなかったら脳が影響を受けないはずないよね。

身体を動かさなかったら動くためにできている脳が機能できなくなる。

  1. 運動しない
  2. 脳が機能しなくなる
  3. 体が動かない(飲み会行きたくなくなる)
  4. 何も興味を抱かなくなり、やる気も起きない

運動しないってことはもう脳が体動かさなくていいんだと、判断してしまうってことかな。

私たちの祖先は活発に動いたモノのみ遺伝子を残すことができ

生き物どうしの競争に勝ってきた。

だから身体を動かすことは進化の過程では必然なのである。

飲み会つまらなくならないために、なぜ運動が良い?

本書に例として、40代女性の事が書いてあり。

精神科医として働いていた著者はその女性を診ることになった。

その女性は「目立った病歴なし、重度の疲労感が丸1日続いている」という

検査をしても異常がなかった。

乗馬が趣味で、競技会に出場するほどの腕を持ち、読書好きでもあった。

そんな女性がさらに疲労感はたまっていき、家にこもりがちになり、友人とも連絡を取らなくなった。

厩舎には1年以上も行かず、馬に乗りたい気持ちは全く起きず、読書も集中できず、すぐ投げ出してしまうあり様だった。

最近の俺らのよう、欲という欲がなくなってきた、趣味の飲み会行きたくない…

そして状態はさらに悪くなり、見かねた夫が救急外来に連れて行った。

血液検査、CTスキャンをしたが異常は見られなかった。

この女性は「うつ病」を患っていた。

そこで著者は抗うつ剤を拒否する女性に「運動」をすすめた。

ランニングをして4か月を過ぎる頃には、全般的に健康になり

夜もぐっすり眠れ、職場でも家庭でも些細なことで不安を覚えなくなり、

ストレスは減っていった。

乗馬も再開し、友人とも連絡を取り合うようになり、仕事もこなせるようになった。

家族はあまりの変化に驚いたという。

ここまで俺らはひどくなくても、なんか近いものを感じ、解決ヒントがありそうだな

なぜ運動が良かった?

運動が良いと言われても、どういう身体のしくみで良くなったのか。

「うつ病」になるのはセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンという3つの脳内の物質が不足していくことに関係がある。

セロトニン 悩みや不安をやわらげる 足りないと機嫌が悪くなったり、不安になったりする。

ノルアドレナリン やる気、注意深さ、集中力を促す。 足りないと疲労を覚えたり気持ちが滅入る。

ドーパミン 意欲や活力を促す。放出されるとポジティブな気分になり、その行動を繰り返したくなる。

抗うつ剤でその3つを増やすことはできるが、

運動であれば副作用などなくノーリスクでその3つを増やせるという。

さらに「うつ病」の症状を最終的に取り除く脳内最強物質「BDNF」というものがあり、

「BDNF」には

  • 脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないように保護している。
  • 初期段階にある細胞の生存や成長を促す。
  • 脳の細胞間のつながりを強化し、学習や記憶の力を高める。
  • 細胞の老化を遅らせる。

この他にも挙げればきりがないほどのメリットがある

意欲減退を防ぐ、奇跡の物質だという。

また、「うつ病」を患っている人はBDNFの分泌量は低く、自殺した人の脳を調べるとBDNFの値が低いことがわかる。

あーなんだそれ⁈なんか飲めば増えるならもう飲ませてくれ‼

俺の脳に注入してくれ~!BDNF

それを増やす方法は運動しかない

BDNFは錠剤にしてもだめ、注射してもだめらしい。

ガーン…やぱ運動なのね、運動苦手

もう年だから難しいのは無理だ、体力も自身がねーだ

飲み会つまらなくなく、意欲が沸くには運動どれくらいすれば⁈

  • 筋力トレーニングではなく有酸素運動
  • 週2~3回30分ランニングかサイクリング、スイミングなど
  • 速度は普通で、息が上がる程度の負荷
  • 3週間以上は続けてみる

たった1回では効果を実感できないので長く続けてみよう。

著者はとにかくウォーキングでも効果はあるとおっしゃっているので

とにかく初めは軽く身体をならしながら運動をしよう。

こんくらいなら始められそうだな、自分がどう変わっていくのか楽しみだな

運動はメリットだらけ!

ここまでで、意欲が沸く、飲み会楽しく思えるようになるためのことを

本書から参考になる部分を抜き出しましたが

運動で得られることは他にもまだあります。

ここからはそのメリットを紹介します。

海馬がでかくなる!

海馬とは

大量に脳に入ってくる情報は一度この海馬に保存され、不要と思われる情報は忘れさせ、大事だと思う情報は「大脳皮質」に送る働きをする。記憶の司令塔。

人の脳は25歳ごろから1年で約0.5%ずつ小さくなっている

うつ病になるとそのスピードは加速する。

これは脳に新しい細胞が生まれないから。

でも、運動をすれば脳が小さくなるのを抑え、海馬の新しい細胞が生まれるのを促すことができる。

つまり、海馬が大きくなる!

ストレスに強くなる!

運動すると海馬の細胞が生まれることはわかった。

海馬は他にもストレス反応を緩和するブレーキのような役割もつ。

人間はストレスを抱えると「コルチゾール」というストレスホルモンが放出される、

その「コルチゾール」は海馬の細胞を死なせてしまう。

  1. ストレスを抱える
  2. コルチゾールが放出される
  3. 海馬の細胞が死に、海馬は萎縮
  4. ストレスに海馬がブレーキをかけられなくなり
  5. ストレスが慢性化しイライラしたり物覚えが悪くなる

とこのようにストレスがストレスを生む悪循環に入ってしまうのです。

その「コルチゾール」をうまく運動でコントロールできるのです。

運動も肉体的ストレスなので「コルチゾール」はでます。

でも運動が終われば「コルチゾール」分泌量は減っていきます。

運動を習慣づければ「コルチゾール」の分泌量は増えにくくなり、逆に下がる量が増えていくのです。

てことは、海馬も成長してストレスに対するブレーキがよくかかるってことか!

それがストレスに強くなるってことか!

定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えているときでも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていく。

運動脳

記憶力も高まり学力ものびる!

海馬は運動で最も恩恵を受ける部位。

海馬が成長するなら「記憶力」は高まり、「創造性」「集中力」も高まる。

てことは、学力も自ずと伸びてくる。

脳の老化を防ぐ!

運動で海馬が成長するなら「記憶力」は高まり、認知症にもならなくなる。

本書に書いてあったけど、クロスワードパズル、脳トレゲームってほぼ意味ないんだって…

それよりもやはり運動で、本書に数々の実験結果が乗っていて

定期的に運動していて体力がある高齢者はやっぱり、過去の出来事をよく覚えていたり、

集中力、注意力もずっと座りっぱなしの高齢者より高いんだって。

仕事引退して、やる事なくて1日中座ってテレビばっかだとまずいね…

俺らも他人事ではないぞ、今のうちだ

年取るにつれて、保険見直して高い保険なんか入ったって健康になるわけではないし、病気が治るわけではないから、まずそうならないようにするために運動しましょう。

まとめ

この本を読むことによってホントにいかに運動が大事で、運動しないから意欲わかなく飲み会行きたくなくなったのかが分かります。

マジで読んだあともうすぐに運動したい走りたいという気持ちになります。

自分も走りたくなり、読んですぐ走ることにし、毎週末走る習慣ができました。

  • 筋力トレーニングではなく有酸素運動
  • 週2~3回30分ランニングかサイクリング、スイミングなど
  • 速度は普通で、息が上がる程度の負荷
  • 3週間以上は続けてみる

自分のように全く運動習慣がなかった人は初めはウォーキングなどをし、

そして30分じゃなく15分程度ならしながら運動していったほう負担がかからないです。

体力付ける、やせる為とかじゃなく脳のために走って意欲を高めて、

またあの楽しい飲み会に行きましょう!

そして意欲が沸きやりたいことがある充実した日々を!

行くで、やるで俺は。 走るで、運動するで俺は!

おーし!俺も昔のようにマラソン大会とか出ちゃうかな!

あっ!そういやおま、昔 登山だのランニングしてたよな!

その時は生き生きしてたけど、やってない今勢いもなく死んだ顔してるわな

ん?そう言われればそうだ!運動してねーからか!

そういうことか!

運動脳だ!

こちらの記事も原因かもしれません。

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